陸自調査団派遣隊ブログ

自衛隊を中心に、防衛・防災に関連する内容を掲載しています。 自衛隊での駐屯地創立記念や航空祭、消防や警察、海上保安庁も含む防災訓練などについてもふれていきます。

陸上自衛隊

陸上自衛隊 朝霞駐屯地「観桜一般開放」が行われました

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4月になると各駐屯地や航空基地で、創立記念行事が多数開催されます。
自衛隊施設敷地内には、多くの「桜の木」が植樹されています。

この時期に創立記念を行わない場所でも、「観桜一般開放」が行われたりします。

そんな観桜イベントの中で、4月1・2日(土・日)の2日間行われた、
「朝霞駐屯地 観桜一般開放」へ行きました。

朝霞の創立記念行事は一般公開しないので、
夏祭りと観桜でしか駐屯地施設内へは入れません。

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りっくんランドイベント関連で入れても、敷地内の撮影は不可です。
なので、この方向からのりっくんランドも、なかなか貴重なものです。

朝霞駐屯地は「東部方面総監部」があるためか、
敷地内へのセキュリティーチェックは厳しいタイプでした。

飲み物の一口飲むチェック、ゲートとハンディーの金属探知機と手荷物検査。
中央観閲式のチェックと同じ位、徹底した内容でした。

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手荷物検査を終えると、東京地方協力本部のテントが見えました。
実は、朝霞駐屯地内に東京地本の事務所もあります。

満開でなありませんでしたが、まとまって咲いている箇所は綺麗です。
敷地内には約2000本の桜があるそうですよ。

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輸送車両が多数駐車している場所が見えてきます。
3t半トラックが連なっている様子は圧巻です。

輸送学校も朝霞にはあります。
りっくんランドイベントで見学できる時もあります。

朝霞自動車教習所と書かれた教習車(白い乗用車)も停まっていました。

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この通りが満開だったら、とても美しかったでしょう。

逆に、咲いている場所を見つける楽しみがあって、
これはこれでよかったかなとも思っています。

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2001年に発足した、陸上自衛隊の技術研究を行う研究本部です。

「GRDC:Gsdf・Research・Development・Command」との、
エンブレムが入り口に掲げられています。

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研究本部隊舎をすぎると、なんとも美しい「桜のトンネル」が見えてきます。

今回、私はこの道が最も綺麗だったと感じました。
そして、この道を抜けた所に、興味深い車両が見えてきます。

この画像でも少し「白い車両」が見えるかと思います。

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この車両も朝霞にいる、特別な部隊保有の装備です。
朝霞駐屯地には「第102不発弾処理隊」と呼ばれる部隊がいます。

工事現場等で、戦時中の爆弾や砲弾が見つかる時があります。
テレビの報道やニュースで聞く機会もあるかと思います。
この部隊が不発弾を、迅速かつ安全に処理してくれるのです。

2016年に吉井分屯地で、不発弾処理訓練展示を行いましたが、
その時に訓練展示してくれたのがこの「第102不発弾処理隊」です。

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不発弾処理隊の隊舎近くには、戦時中の爆弾や砲弾が展示されています。
ここも観桜イベントで見学できるとは思っていませんでした。

真ん中の緑のボディーのやつは、米軍の「16インチ艦砲弾」です。
こんなに大きな砲弾が飛んでいく姿を想像するだけで凄いです。

不発弾処理を行う部隊は、「武器科」という職種に入ります。

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ファミリーマートが入っている、厚生センターが見えてきました。
入り口の看板は小柄な方と同じ位のサイズがあります。

朝霞の厚生センターは充実していてファミマ以外にも、
薬局やグッズショップ、スポーツショップなどが入っていました。

どのお店も駐屯地ならではの品揃えで、来店する方々で大人気でした。
もし行く機会があったら、好きな人はワクワクすると思います。

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りっくんランドイベントで行われる「朝霞駐屯地見学ツアー」。

最近のこのイベントで、見学対象になっている所があります。
「東部方面指揮所訓練支援隊」という部隊を見られます。

その部隊管轄の「戦闘シミュレーター」がありました。
道沿いの案内看板も、なんとも興味深いデザインでしたが、
建屋自体の入り口デザインも負けてはいません。

ゲームセンターみたいと言ったら、怒られそうですが。

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こちらのエリアも比較的、咲いている桜が多く見られました。
しかし、あの黄色い規制線から奥は行けなかったのは残念でした。

画像の野外手術システム車両周辺が満開です。
右の白と青の車両は、隊員の健康診断のための車両の様です。

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この通りですが、手前には「琵琶湖」との道案内があります。
そうです、朝霞駐屯地名物の「琵琶湖」がこの先にあります。

左の隊舎前の桜も美しいですよ。

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琵琶湖手前に規制線があったため、遠くからしか見られませんでした。
テーブルベンチも見えるので、お弁当を持って見学できたらいいな~。

この「琵琶湖」ですが、ボートなどの訓練にも使用される様です。

朝霞駐屯地が陸軍予科士官学校以前に、東洋一のゴルフ場でした。
その時のコースにあった「池ポチャエリア」の名残でもあります。

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士官学校当時の貴重な建物である「振武台記念館」

りっくんランド申し込みで誰でも見学できますが、
この日はこちらから自由見学可能になっていました。

内部撮影できないのは同じですが、
時間制限無くの見学はゆっくりと見られて良かったです。

陸上自衛隊 広報センターサイトから、見学の詳細をご確認下さい。
【りっくんランド振武台見学詳細リンクはこちら】

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4月1日(土)現在でも広報センターからは、装備品と桜を併せて見られます。

4月6日(木)の公式サイトお知らせでは、
「りっくんランドは桜満開」と紹介されています。

桜が散ってしまう前に行ってみて下さい。

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広報センター・りっくんランドは、入り口装飾も桜が満開です。

広報の方々が季節に合わせて飾り付けています(隊員の方々の手作り!)。
少し前には「節分の鬼」や「ひな祭り」で飾られていました。


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自衛隊・米軍駐屯地・基地の観桜イベント|桜を見に行く

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3月下旬から4月初旬に掛けて、桜の開花が始まります。

気象庁職員が靖国神社の標本木を見て、開花宣言するのもこの頃です。
毎年、この開花確認をテレビで見ると、アナログ感があって日本的に思えます。

各自衛隊や在日米軍の基地や駐屯地でも、「観桜一般公開」が行われます。
創立記念や航空祭・夏祭り以外で、自衛隊・米軍施設に入れる貴重な時でもあります。

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駐屯地や基地には「桜の木」がとても多くあり、とても美しく咲き乱れます。
そんな首都圏での「観桜イベント」を紹介します。

「松戸駐屯地 桜並木ライトアップ・観桜一般開放」
開催:3月30・31日(木・金)・4月3~5日(月~水)
時間:17:00~22:00(ライトアップ開始)|18:00~20:00(駐屯地内一般開放)

開催場所によっては、松戸駐屯地の様に「夜桜」を開放する場合もあります。
三宿駐屯地(自衛隊病院)も同様で、夜桜が見られる様です。
<新京成電鉄イベントページ(松戸ライトアップ情報)>

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観桜イベントでは創立記念の様に、売店や展示などはありません。
一部では、厚生センター売店で買い物できる場合もあります。

「陸上自衛隊 朝霞駐屯地 観桜一般開放」
開催:4月1・2日(土・日)|時間:9:30~15:00

朝霞は創立記念も公開しないので、入れるのは観桜と夏祭りだけです。
朝霞駐屯地にある約2,000本があり、「琵琶湖」という池もあります。
入場は、「大泉・朝霞・和光・西通用門」からできます。
<朝霞駐屯地 観桜一般開放詳細(PDF)>

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売店などはありませんが、飲食物は基本的に持ち込みができます。
確認が必用ですがお酒も可能なので、お花見気分で桜を味わえます。

「陸上自衛隊 下志津駐屯地 観桜開放」
開催:4月1・2日(土・日)|時間:9:00~15:00

陸の対空戦等聖地である高射学校のある下志津駐屯地です。
毎年、4月29日(祝・昭和の日)に創立記念行事を実施。

「つつじ祭り」として行われ、桜以外もとても美しい駐屯地です。
今年も創立記念は、4月29日(土・祝)に実施予定です。
<下志津駐屯地 観桜開放詳細>

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観桜と創立記念を同時に行う駐屯地や基地もあります。
各駐屯地創立記念行事が、4月に集中しているのも桜が関係しているかも。

「陸上自衛隊 新町駐屯地 創立66周年記念行事・しんまち桜まつり」

開催:4月1・2日(土・日)
時間:しんまちさくら祭10:00~15:00|駐屯地開放8:00~16:00

駐屯地のある高崎市の地元と共同で、さくら祭りを行っています。
式典開場手前では、地元の方々がステージや模擬店を実施。

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創立記念なので、10時頃から式典や訓練展示も行われる楽しいイベントです。

資料館前にはM24戦車と桜のコラボが見られます。
東日本大震災の津波で被災した「軽装甲機動車」も展示されています。
<新町駐屯地 創立66周年記念行事詳細>

「航空自衛隊 熊谷基地 さくら祭り2017」
開催:4月2日(日)|時間:開催/9:00~15:00

こちらも「さくら祭り」という名称で、基地を一般開放します。
航空祭の様に航空機が飛び回る事はありませが、装備品の展示等はあります。
<熊谷基地 さくら祭り2017詳細>

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「陸上自衛隊 土浦駐屯地 平成29年度 観桜会(お花見) 一般公開」
開催:4月8・9日(土・日)|時間:9:30~16:00(両日とも)

陸上自衛隊の戦車や装甲車等の、装備品の整備を教育する駐屯地です。
土浦駐屯地ですが「武器学校」という教育機関でのあります。

お花見と一緒に、屋外の装備品や資料館なども見学できます。
昨年の創立記念では、陸上自衛隊の「水陸両用車AAV-7」を展示しました。
<土浦駐屯地 平成29年度 観桜会詳細>

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自衛隊だけではなく、在日米軍でも観桜開放イベントを行います。
日本にある基地なので、桜も多く植樹されていて美しいです。

「在日米空軍横田基地 スプリング・フェスティバル」
開催:4月1日(土)|時間:11:00~16:30
入場は東ゲート(武蔵村山側)|16歳以上は免許証等の身分証明証が必用。

自衛隊と異なるのは、ステージイベントや屋台が沢山行われる所です。
さくら祭りという、まさにフェスティバルなのです。

もう一つの違いは、「敷地内は日本ではない(治外法権)」な所です。
身分証明証の持参や、注意点を確認して来場して下さい。
<横田基地 スプリング・フェス詳細>

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各在日米軍施設は、必用な身分証明証も異なります。
運転免許証だけで可能な所や、本籍地証明がないとダメな場所まで。
行きたいと思っている場所は、注意を確認して下さい。

「在日米陸軍キャンプ座間 桜まつり2017」

開催:4月1日(土)|時間:10:30~18:30
会場内の買い物はすべてチケット制(1枚=1$又は120円)

キャンプ座間は、陸上自衛隊の「中央即応集団司令部」もあります。
横田同様に、ステージや屋台が沢山行われます。
<相模原市観光協会サイト>

ここに掲載した以外にも、情報誌やサイトに掲載されている事もあります。
のんびりと桜を楽しみに、駐屯地や基地へ訪れるのも良いかと思います。



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2016年は災害に対する自衛隊派遣が多い年でした

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2016年は実に災害が多かった年だったと感じています。

北朝鮮の弾道ミサイルや、多数の大学生が犠牲となった観光バス横転事故など
人災によるものも多く起こりました。

その中でも最も日本中に衝撃的が走ったのが、
4月14日(木)の21時すぎに発生した「熊本地震」だと思います。
<2016年に発生した主な大規模災害一覧(総務省・消防庁)>

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この熊本地震には全国から、救助や支援のために応援が向かいました。
自衛隊も同様で、北海道の駐屯地からも陸路で支援に駆けつけました。

熊本地震の最大の被害は、耐震住宅も2度目以降の大きな揺れで倒壊した事です。
これにより、自宅へ戻らずに車の中で車中泊をする方が増えました。

車中泊により同じ姿勢を続けた事で、エコノミー症候群になり
体調をくずしたり亡くなる方もいました。

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被災された方々への支援としても、自衛隊は派遣されました。

野外入浴セットでの入浴支援、野外炊具による温かい食べ物の提供など。
ですが、隊員達は調理された食事は取っていません。

あくまでも「任務」として食事を作り提供しているため、
缶詰やレトルトなどの糧食で任務にあたっていました。
報道などではなかなか伝えられないため、知っていてほしいです。

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地震以外にも11月から12月に掛けて、
全国に「鳥インフルエンザ」が猛威を振るいました。

韓国では対応の遅れにより2017年1月時点で、
3000万羽以上が殺処分されました。

渡り鳥を媒介とするため、日本にも鴨などの水鳥と共にやってきました。

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鳥インフルエンザに感染した養鶏場のニワトリは殺処分しかありません。
放っておけば感染が広がり、最悪パンデミックでより取り返しがつかなくなります。

鳥インフルエンザと確認された時点で、市町村職員が対応を始めます。
ここからはいかに早く処理できるかで、感染拡大を止められるかが決まります。

しかし職員だけでは足りないため、自衛隊も災害派遣されます。

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まず、11月に新潟と青森で鳥インフルエンザが確認され、
合わせて30万羽以上が殺処分されました。

早い対応でしたが、12月には北海道でも見つかり、宮崎、熊本へと。
各地域の駐屯地から旅団や師団規模で、多くの隊員達が活動しました。
時間が勝負なので、24時間体制で行っていました。

様々な自衛隊による災害派遣は、今でも防衛省サイトで見られます。
<自衛隊による災害派遣は防衛省お知らせから>

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自衛隊にはUH-1などの航空機に搭載できる「映像伝送装置」があります。
画像の機体側面に付いている装置がそうです。

これまでも東日本大震災や茨城県洪水にも使われています。
2016年も熊本以外にも、10月の阿蘇山噴火の観測、
12月に発生した新潟の糸魚川市での大火でも使われています。

赤外線搭載のため昼夜に関係なく、リアルタイムで映像を伝えられます。
リアルタイムの映像がテレビ中継されたのは驚きました。

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自衛隊の最も重要な任務は「国防」だという事は忘れてはいけません。

しかし、世界的に自然災害は増える傾向にあるため、
自衛隊の活動範囲は広がっていくのでしょう。

自衛隊の活動や任務への理解も、同じように広がればと願っています。



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陸上自衛隊 広報センター「自衛隊と映画展」が開催!

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陸上自衛隊 広報センター・りっくんランドは、入り口やエントランスから
サンタひよこ隊長や雪の結晶で、クリスマスの装い変わっています。

隊員の方々の手作りで、親しみと温かさを感じます。

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りっくんランド館内も所々、クリスマス装飾が施されています。

広報センター入り口外の掲示板には、これから行われるイベント告知があります。
今回、来館したのは企画展の「自衛隊と映画展」を見学します。

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りっくんランド2階には、資料閲覧や学習を行う研修室があります。

期間限定の企画展なども行われる場所で、
自衛隊とオリンピックなども行われた事もあります。

研修室手前の机では、ツアーなどの人数限定企画の募集用紙を記入できます。

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研修室に入ると、奥の壁側で「自衛隊と映画展」の展示があります。
2016年11月26日(土)~12月25日(日)までの期間で開催されています。

自衛隊が映画製作に関わる規定や、
協力により製作された映画一覧がパネルで展示されています。

ガラスケース内では、映画で使用された実物などがあります。

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「自衛隊による映画協力の根拠」として、
自衛隊の広報活動に効果があるのかを、規定した内容が記載されています。

広報活動は映画だけでなく、テレビや新聞などの報道機関への取材協力や、
町のお祭りなどへの協力や、駐屯地施設見学も含まれます。

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映画製作などの要請に協力する実施担当官は、陸上自衛隊では
方面総監・師団長・旅団長・中央即応集団司令官・研究本部長が当たります。

担当官が要請を受けて、自衛隊への広報活動として効果があり、
訓練や業務に支障が無いと判断された場合に、防衛大臣の承認を得て行われます。

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その判断基準として、防衛省以外に協力できない内容(戦車や戦闘機の使用など)
である事や、教育訓練を兼ねて実施できるかに限られます。

漠然と判断するのも難しいので、「映画協力格付け表」で規定があります。

A・B・C、とランク付けされ、広報に有意義となるA判定、B判定の場合協力します。

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協力する際にも、その教育訓練などに、支障が生じない範囲でないとダメです。

協力内容として、訓練の取材、施設や物品の使用、技術指導、防衛省製作映像使用
になっていて、防衛機密保全も十分に行わなければいけません。

協力映画一覧でも、1964年製作の映画から多くの協力されています。

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2016年12月時点で、最も新しい映画協力は「シンゴジラ」ですね。

予告などの紹介映像やポスター、撮影風景なども展示されています。

自衛官募集ポスターとしても、シンゴジラが使われているものも製作されています。

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シンゴジラ以外の、今まで公開された映画DVDも一部展示されています。

私も知らなかった映画や、見た事があるものまで様々です。

DVD展示の上段には、映画で使われた実物もありました。

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机上表札隣には、菅野美穂さん主演で2000年公開の映画で使われた、
貴重な名札の実物も見られました。

DVDパッケージでは、初々しい菅野さんの姿がありました。

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隊員の方により製作された、シンゴジラのミニチュアも展示されています。

戦車小さいなと感じると思いますが、
100mを越えるシンゴジラと比べると、比率はこの様になります。

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ゴジラを防衛ラインで食い止める、ヤシオリ作戦が思い出されます。
シンゴジラを見た方も、見てない方も雰囲気を味わって下さい。

奥の映像に映るゴジラの咆哮と合っています。

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りっくんランドへ来館した際には、2階研修室へ足を運んでみて下さい。

研修室だけでなく、気付かない内に展示が変わったり、増えていたりもします。

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屋外展示の、無人観測システムFFOSも観閲式に出張していましたが、
定位置の展示台へ帰って来ています。

夕方や少し暗くなったりっくんランドも、ライトアップで装備品も雰囲気が変わります。

週末など、お時間がある時などに行ってみて下さい。


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平成28年度 自衛隊記念日 観閲式|米軍祝賀行進など

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2016年10月23日(日)「平成28年度 自衛隊記念日 観閲式」本番

今回の、自衛隊記念日 観閲式の新たな試みとなる、
アメリカ陸軍・海兵隊による、祝賀飛行・行進が行われます。

在日米軍だけではなく、米国本土の展開部隊も参加しています。

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アメリカ陸軍UH-60ブラックホーク3機による、「祝賀飛行」です。

燃料タンクをスタブウィングに搭載した、機体が2機後方を飛びます。
陸海空自衛隊でも、UH-60J/JAとして運用されています。

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続く祝賀飛行には、飛来する事が話題にも上がっていた機体です。

高圧線鉄塔奥に、2機のアメリカ海兵隊のMV-22オスプレイです。
回転翼を前方に向けた、固定翼モードでの飛行です。

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東日本大震災や熊本地震でも物資輸送などを行った、
米海兵隊の海兵機動展開部隊のオスプレイです。

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観閲式会場上空を通過して、機体下部が良く観察できました。

騒音などで、飛来や駐留問題が話題になりますが、
来場されていた方々からは、非常に飛行音が静かだという声を聞きました。

ヘリコプターモードでも、双発のCH-47Jと変わらないと感じてます。

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最後に「祝賀行進」として、アメリカ陸軍のストライカー旅団が登場!

装備品展示もされていて、1~2両の行進かと思っていたら、
ストライカー6両による、旅団の行進でした。

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ストライカー旅団は、96式装輪装甲車の様な、兵員輸送装輪装甲車の、
M1126ストライカーを運用する部隊です。

緊急展開部隊のこの旅団は、紛争地域などへ96時間以内に向かえる、
機動性を重視した、戦闘部隊です。

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車上には、遠隔操作可能な12.7mm重機関銃座を搭載していますが、
105mm戦車砲やグレネードランチャーなどへ、換装した車両もあります。

緊急展開を行うため、輸送機での空輸が行えるのが前提です。
C-130やC-17なでに搭載して、作戦地域へ移動します。

以上で、全ての車両・航空機の行進は終了です。

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最後に、式典会場上空で、ブルーインパルスの展示飛行が行われました。

青空の中で6機のT-4が、5分程の機動飛行をしました。

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スタンド席で観閲式を見学していて、
これほど機動飛行が撮影し難いものかと感じました。

総理のいる観閲台を正面として曲技を行うので、
私の見ている席の後方に演技が行われています。

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周りにも多くの方々が観覧していて、動き回るT-4を捉えきれません。
大きな動きをすると、隣の人にぶつかってしまいますし。

しかし、見ているだけでも素晴らしい演技です。

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ブルーインパルスだけ、装備品展示会場前などで見られたら良かったな。

様々な飛行と演技を行って、中継基地の入間へ帰って行きました。

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飛行展示が終わると、安倍総理も会場を後にします。
多数の黒塗りの車が到着して、SPの方々と移動します。

少し歩いて、会場の方々へ手を振って退場していきました。

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栄誉礼は総理大臣が退場するまでが、一連の流れです。
総理退場に合わせて、特別儀仗隊も再度、進入して来ました。

安倍総理が会場から姿を消すまで、特別儀仗隊は留まっています。

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式典後には、行進した場所で音楽イベントが行われました。

最初に、高等工科学校生徒によるドリル演技を実施。

続いて、朝霞振武太鼓・滝ヶ原雲海太鼓・北富士天王太鼓・松本アルプス太鼓
による、太鼓演奏が行われました。

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最後に、東部方面合同音楽隊による音楽演奏です。

北富士駐屯地の特科隊も参加して、序曲1812年も演奏。
実際の大砲を使う曲で、礼砲にも使われる、105mm榴弾砲を射撃!

曲の後半から、連続して多数の射撃と共に演奏して、
曲のラストに4門同時斉射で終わります。

装備品展示や売店など、観閲式式典以外にも、時間が許す限り見学しました。
また、この地では3年後に行われるので、また来たいです。

以上で、平成28年度自衛隊記念日 観閲式の報告を終わります。


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