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2016年10月23日(日)「平成28年度 自衛隊記念日 観閲式」本番。

当日行われた、装備品展示や式典での栄誉礼などを紹介しました。
式典後に、観閲行進準備に入り、観閲部隊が行進位置へ移動します。

部隊の移動中に、上空にUH-1Jが飛来し、
空挺部隊の隊員が3名、自由降下を行いました。

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青空の中、自由降下傘により、会場中央へと降下しました。
地上へ到達した隊員達は、降下傘をまとめて観閲官へ敬礼!

観閲行進にも参加している、習志野の第1空挺団による空挺降下でした。

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続いて、観閲台から見て左方向から、2機の航空機が進入してきます。
「新配備される航空機の試験飛行」が行われます。

C-1の後継として開発された、C-2輸送機です。
同伴して、銀色のC-1FTBが飛行しています。

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航空自衛隊 岐阜基地の飛行開発実験団で、開発・試験されている機体です。
C-1よりも、後続距離や積載量も増えて、大型化されています。

10月23日の同日に行われている、
入間基地での米空軍参謀等の招へい行事でも、飛行しております。

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陸海空合同音楽隊を先頭に、「徒歩部隊」が行進します。

予行時と行進の順番は同じですので、全部隊は紹介しません。

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音楽隊→観閲部隊本部→防衛大学校学生隊→防衛医科大学校学生隊→
高等工科学校生徒隊→陸自 普通科部隊→陸自 空挺部隊→
海上自衛隊部隊→航空自衛隊部隊→女性自衛官部隊

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徒歩部隊に続いて、「飛行部隊」が進入します。

観閲飛行部隊 指揮官機の、CH-47JAが通過します。
航空部隊指揮官の、第1ヘリコプター団長 陸将補が搭乗します。

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観測ヘリ OH-6Dの、5機編隊の飛行。

飛行禁止により、未だに後継機のOH-1の飛行が見られません。
観閲式では、飛行してくれる事を願っていました。

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多用途ヘリ UH-1Jの5機編隊。

UH-1Hも、まだ多く使用されていますが、発展系のJ型は、
基本性能も向上して、コブラと同じ出力の高いエンジンを搭載しています。

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J型搭載エンジンの、対戦車ヘリ AH-1Sコブラの5機編隊。

コブラも進化していて、「C-NITE(シーナイト)」と呼ばれる、
各種赤外線装置搭載の、夜間戦闘能力を持つタイプが製造されています。
今でも主力の戦闘ヘリです。

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多用途ヘリ UH-60JAの5機編隊。

米軍のブラックホークの陸上自衛隊仕様で、60は根強いファンが多いです。
津波や河川氾濫などの、災害派遣でも多くの活躍を見る様になりました。

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戦闘ヘリ AH-64Dアパッチ・ロングボウの2機編隊。

対地攻撃性能が高く、コックピットを覆う装甲により生存性も高い機体です。
非常に高価などもあって製造は終わり、コブラの後継にはなれていません。

もっと多く配備できれば、活用の機会も増えるのに。

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指揮官の搭乗した機体と同型の、輸送ヘリ CH-47J/JAの6機編隊。

JA型はJ型よりも、機体側面のタンクが2倍に増えて後続距離も長いです。
機体先端が黒くて、側面の膨らみが大きいのが、見た目の違いです。

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連絡偵察機 LR-2の3機編隊。

MUー2を使用したLR-1が退役したので、
陸上自衛隊では唯一の、固定翼機になってしまいました。

海上自衛隊でも、LC-90として同型機が使われています。

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海上自衛隊部隊、対潜哨戒機 P-3Cの2機編隊。

鹿児島県の鹿屋基地から、わざわざ飛行して来てくれています。
試験飛行したC-2と同じく、哨戒機のP-1も開発されています。

関東では、千葉県の下総航空基地の記念行事で見られます。

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海上自衛隊  多用途機 U-36Aの単機飛行。

艦艇の射撃訓練時の、標的曳航などにも使用される航空機です。
海上自衛隊の昔の救難機も、こんな色をしていましたね。

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航空自衛隊飛行部隊、輸送機 C-130Hの3機編隊。

ハーキュリーの名前で聞かれる、アメリカのロッキードの機体です。
迷彩塗装の機体が飛行しましたが、海外仕様の水色も見られます。

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航空自衛隊 支援戦闘機 F-2の3機編隊。

F-16に見た目が似ている、日米共同開発の機体です。
複座機のF-2Bも教育用としてあり、見られたら貴重です。

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飛行部隊最後は、航空自衛隊 要撃戦闘機 F-15Jの3機編隊です。
領空侵犯から日本の空を守っている、防空の要となる航空機です。

茨城県の百里基地が、F-4ファントムの基地になり、
F-15が居なくなったのは、少し残念です。

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飛行部隊に続いて、車両部隊が行進を開始します。
車両部隊は、陸空の多くの種類の車両が行進します。
予行時の写真と併せて、紹介していきます。


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