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観閲式 方面統一訓練の内容を、お伝えして来ました。

2016年10月23日(日)「平成28年度 自衛隊記念日 観閲式」本番にも、
行く事ができたので、予行と本番の内容を併せて掲載していきます。

当日は、無料シャトルバスで朝霞駅から会場へ向かいましたが、
朝霞訓練場周辺の道路には、朝から警察官と警備車両が多数。
総理大臣などの要人が多数来るため、予行とは比べ物にならない物々しさです。

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来場者の出足も早く、7時でもスタンド席に人が多く、
8時30分頃には、緑券のスタンドは満席でした。

席確保後に、装備品展示へ向かい、「16式機動戦闘車」を発見!
本番では、ちゃんと実機が展示されていました。
降下訓練始め、富士学校、火力演習に続いて、今年出会えたのは4回目です。

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観閲行進後に、米陸軍のストライカー旅団の祝賀行進が行われます。
その、「装輪装甲車M1126 ストライカー」も展示されています。

エンジンを始動させてくれたり、米軍人さんと記念写真を撮ったりしていました。
車体上部には、機銃を遠隔操作できる、カメラ付き銃座を備えます。

C-130輸送機で空輸できたり、105mm砲を搭載したタイプなどもあります。

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ストライカーだけでなく、装甲車回収車両も展示されています。
「M984A4 ヘミット」で、クレーンやウインチなどを搭載しています。

アウトリガーや燃料タンクなど、自衛隊車両よりも無骨な感じです。
この大型回収車両も、C-130輸送機に搭載できます。

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アメリカの軍用車両と言えば、こちらの車両をイメージします。
「M1152 ハンヴィー」で、砂漠のデザートカラーです。

モデルSECMのハンヴィーで、車両などを修理する器材や、電源を搭載します。
サービスステーションとして使用される車両です。

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需品装備エリアにある、野外炊具1号(改)では、
おしるこを作って、来場者に振舞っていました。

私は、式典や音楽演奏後にこちらへ訪れましたが、
疲れた体に流れ込む、程よい甘さのおしるこが、体に染みました。

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観閲式の本番ともなると、地本キャラ達も沢山来ています。

東京地本「トウチ君」、神奈川地本「はまにゃん」、埼玉地本「サイポンりく・かい・くう」
千葉地本「千葉三兄弟|衛・未来・翔」と、ピクルス王子・パセリちゃんです。

バラバラで広報活動されていましたが、閉門近くになって、
99式自走155mm榴弾砲前に集合して、撮影会が行われていました。

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予行の時から話題の、掩体壕での装備品展示。
74式戦車が車体を隠して、105mmライフル砲が敵を狙っています。

それぞれの展示では、掩体壕構築を行った部隊名もパネルに記載されています。
戦車壕は「第1機甲教育隊」で御殿場の駒門駐屯地の部隊です。

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砲掩体には、155mm榴弾砲FH-70が支援射撃の態勢を整えています。
射向を調整する、パノラマ眼鏡と照準コリメータとの関係も見られました。

FH-70周辺には、弾薬壕や人員壕も見られました。
こちらは、北富士駐屯地の「第1特科隊」作成です。

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掩体の通路を進んで階段を降り、中に入れる掩体もありました。
この窓から機関銃を射撃する、機関銃掩体です。

予行の時には、壊れてしまい途中で公開が中止になり、見られませんでした。

御殿場の板妻駐屯地所属の「第34普通科連隊」制作です。
板妻の創立記念での訓練展示は、普通科部隊が大活躍でカッコいいです。

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予行の際は、観閲台後方スタンドに座っていました。
本番では、観閲台から遠く、行進車両が待機する前の、緑スタンドです。

ここからは、観閲部隊の入場を前方から見られて、凄かったです。
大部隊がこちらへ進んで来る様で、横からみた行進とは違う光景です。

今回参加する観閲部隊は、総勢3892人です。

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特別儀仗隊も、甲武装の礼服を着用しています。
予行での作業服とは違って、M1ガーランド銃も似合います。

第302保安警務中隊は、この姿がいいです。
制服って大切なんだなと感じます。

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観閲式を行う方々も高官ばかりで、観閲部隊指揮官は第1師団長
執行者は東部方面総監・陸将、実施責任者は陸上幕僚長・陸将です。

主催者は、稲田朋美 防衛大臣、観閲官は安倍晋三 内閣総理大臣です。

画像中央の赤い台に登壇しているのが、安倍総理と稲田防衛大臣です。

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観閲台からは遠いですが、巡閲で車上の姿を近くで見れました。

巡閲を行う、自衛隊最高指揮官・安倍総理です。
左胸に右手(帽子)を添えて、部隊の敬礼に対して答礼を行います。

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後続の車両に、稲田防衛大臣の姿を確認できます。

2013年の観閲式も安倍総理でしたので、ここで見るのは2度目です。
稲田防衛大臣は、火力演習でも見ていないので、初めて目にしました。

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安倍総理の訓示は、安全保障や隊員の方々の話し、
これから日本が国際貢献していく重要性など、多くを語られました。

訓示後には、第101不発弾処理隊、護衛艦こんごう等、
航空監視部隊へ、表彰を行いました。
総理大臣自ら、各部隊へ賞状と盾が送られていました。

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この後の、行進や展示なども、予行を併せて掲載していきます。

天候にも恵まれ、空挺降下や米軍の行進や飛行もあります。
最後には、ブルーインパルスの展示飛行もあります。


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