2016年3月5・6日(土日)で陸上自衛隊 広報センターで
「スプリングフェア」が開催されます。

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好例の季節イベントで装備品展示や、
野外炊具を使った体験喫食など。

しかし、今回は一般公開は初であろう装備品が展示されます。

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「MRAP」と呼ばれる種類の車両で、「輸送防護車」という名で
自衛隊では配備されます。

軽装甲機動車が「LAV」と略称される様な物です。

国産ではなくオーストラリアの
「ブッシュマスター装甲車」を購入して使用されます。

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こちらの「96式装輪装甲車」の様に隊員を乗せて、
作戦地域を移動する目的ではありません。

PKO等の国際活動で邦人などを安全に運ぶための車両です。

その海外派遣での活動が多い「中央即応連隊」本部が置かれている、
宇都宮駐屯地に配備されて訓練されています。

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アメリカでも「MRAP」は配備していて、
こちらの「クーガー」などを使用しています。

こちらは滝ヶ原駐屯地で展示されていた車両で、
近くのキャンプ・フジ配備の物です。

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「MRAP」は他の装甲車と何が違うのか。

高機動車などの非装甲車両と比べて、
生存性が非常に高い作りになってます。

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タイヤがパンクしても走れる「コンバットタイヤ」は基本。

防衛省技術研究本部でも研究されている、
「耐爆構造の底部」を採用しています。

地雷による下からの爆風から車内の人員を守ります。
傾斜のある構造で衝撃を拡散して逃します。

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鹿児島に桜島噴火の避難対策で配備された「73式装甲車」

荒れ地や不安定な地域では「装軌車(キャタピラ)」の方が有効です。

ある程度、整備された場所を輸送する場合は「装輪車」です。
乗り心地も違いますし、市街地での運動性能では抜群です。

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宇都宮駐屯地から来られるので、
中央即応連隊の隊員の方達も来るのかな。

同時に展示予定の「除染装置」は目立たないかも。

広報センター 広報班の方が
頑張って呼んでくれた事に敬意を表したいです。





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