
2015年10月25日(日)に「国分駐屯地 開設60周年記念行事」
観閲式に続き、「観 閲 行 進」が行われます。
第12普通科連隊 音楽隊が演奏と共に行進して開始されます。

まず、駐屯部隊の第12普通科連隊の徒歩部隊が行進します。
アメリカの海兵隊と訓練を行い、独自に水陸機動訓練も行う部隊です。
災害派遣時にも、いち早く行動を開始します。

第12普通科連隊装備の車両部隊です。
軽装甲機動車に5.56mm機関銃MINIMI搭載で、
後続車両には01式軽対戦車誘導弾を携帯して乗車しています。

重迫撃砲小隊です。
高機動車に120mm迫撃砲RTを牽引しています。
普通科最大の火砲なので、重要な火力となる装備です。

旧式の 1/2tトラック(73式小型トラック)を使用しています。
荷台に 79式対舟艇対戦車誘導弾が搭載されています。
懐かしいジープです。

普通科において装甲車両を相手にする場合に、
とても有効となる装備です。
部隊としては 87式対戦車誘導弾も装備しています。

作戦の状況を確認する偵察部隊です。
偵察オートバイが行進します。

負傷した隊員を搬送する 1t半救急車です。

支援車両も行進します。
野外炊具と隣に水トレーラーがいます。

施設車両の行進です。
荷台に 小型ショベルドーザが搭載されています。

災害派遣時の先遣隊となる「FAST-FORCE」です。
真っ先に現地へ移動して行動を開始します。

今年、桜島の活動が活性化した事も踏まえて、
北海道の部隊から移動してきた装備です。
73式装甲車の行進です。
国分駐屯地に計3輛配備され、
噴火時に被災者などを救助するため向かいます。

北熊本の第8特化連隊の装備です。
155mm榴弾砲FH-70が牽引されて行進します。
訓練展示の際に支援射撃で活躍します。

87式偵察警戒車も北熊本からの参加です。
敵役の装甲車両として訓練展示に参加します。

施設装備としては新しい装備も九州に配備されています。
07式機動支援橋の架設車です。

07式機動支援橋の橋節運搬車です。
これとビーム運搬車の3種類の車両で1セットです。

96式装輪装甲車です。
12.7mm重機関銃を搭載しています。
訓練展示にも参加しますが、
73式装甲車の方が目立っていました。

車両部隊の最後が 74式戦車です。
大分の第8戦車大隊からの参加です。
部隊のマークがホワイトタイガーでかっこいいです。

訓練展示にも参加する航空機による観閲飛行です。
OH-6Dですが上空のガスで暗くなっています。

UH-60JAも同様に真っ黒です。
救急搬送や災害派遣でも多く活躍します。

以上で観閲行進が終了です。
駐屯地司令に終了の報告をして記念式典終了です。
続いて訓練展示に移ります。
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