
2015年10月25日(日)に「国分駐屯地 開設60周年記念行事」
が開催されました。
昨年の長崎県佐世保市の「相浦駐屯地」に続いて、
今年も九州へ遠征いたしました。
鹿児島県 国分市所在の駐屯地です。

焼酎で有名な霧島市が隣の都市です。
8時に開門する入門が早い駐屯地です。
常設の屋外展示装備品も多数見られました。

60式自走106mm無反動砲も展示されています。
完全に退役してはいませんが、見かけるのは貴重です。
函館駐屯地で数台運用されていたと思います。

相浦駐屯地は水陸機動団の本部とされていますが、
国分駐屯地も独自に海兵隊同様の訓練を行っています。
第12普通科連隊と第113教育大隊が置かれ、
精鋭の訓練を行っています。
鹿児島は桜島でも有名ですが、
噴火時の島民避難等の災害派遣にいち早く対応する部隊です。

先程の画像右上に見える部隊旗の十字丸は、
薩摩藩ゆかりの島津家の家紋からきています。
入門後から除染車で散水を行っています。
晴天と乾燥で砂埃が凄い状態でした。

8時入門から駐屯地を散策し、
一通り見学が終わり見学場所へ戻ります。
一般スタンド席と非常に広い招待者席には差がありました。
見学場所とグラウンドとの間にロープなどはありません。
関東では安全管理上まず、見られない会場の状態と感じます

9時30分頃から部隊が準備を始め、50分辺りに入場を開始。
観閲部隊指揮官も入場されました。

観閲式 執行者である駐屯地司令が入場、登壇して式典開始です。

式典開始時には観閲飛行でP-3C対潜哨戒機が飛行しました。
同じく鹿児島の海上自衛隊 鹿屋航空基地から飛来します。
国分駐屯地から南の方へ行った所にあり、
前日に鹿屋航空基地の史料館の見学もいたしました。

国旗が入場して国歌演奏。
今回、演奏を行っているのは、ここ国分駐屯地の
第12普通科連隊音楽隊です。
普通科連隊で音楽演奏も行っています。

時々行われますが、執行者と来賓者によるダブル巡閲。
前方は駐屯地司令ですが、後方は鹿児島県知事です。
知事も訪れる重要な駐屯地だと伝わります。

駐屯地司令の祝辞です。

そして来賓祝辞で鹿児島県知事です。
この後には国分市市長、衆参国会議員3名が祝辞を行いました。
祝辞を行う方も多めですが、知事、市長、国会議員。
とても豪華な顔触れだと感じます。
しかし、基本周辺住民が多いからでしょうか、
ヤジと見学マナーの悪さは昨年の相浦同様に感じます。

式典が終了して、部隊は観閲行進準備へ移行します。
観閲行進は見学席との仕切りロープが無いので、
撮影や見学はしやすかったです。
でも、子供達が動き周っていて、怖いと感じる時もありました。
観閲行進、格闘訓練展示、戦闘訓練展示へと続きます。
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