
あの日は雨だった!!
2015年10月11日(日)開催の
「陸上自衛隊 木更津駐屯地 創立47周年 第43回木更津航空祭」です。
雨の予報で心配されていましたが、予報が当たってしまった。
とりあえず高速バスでアクアラインを通過して、
7時30分頃に木更津駅、そこから徒歩で8時に木更津駐屯地到着。

雨の中、すでに20名ほどは開門待ちの方々がいます。
その後も路線バスで続々と到着して来ます。
8時30分に開門して駐屯地内を散策と場所取りです。
隊員の方々も雨の中、お疲れ様です。

航空祭ラストとなる「連絡偵察機 LR-1」も雨に打たれます。
他の航空機地上展示も、ほとんどが格納庫内です。

FG格納庫では「さようならLR-1展」が開催されていました。
LR-1の背後には数々のパネル写真や
開発資料、模型、機材等が展示されていました。

三菱重工所蔵の書類や販促チラシなど多数です。
お別れを惜しむ方々がじっくりと見学されていました。

こちらは開発時の「風洞試験モックアップ」です。
試験時の写真も多く展示がありました。

9時30分が近づいてきたので持ち場へ戻ります。
ここで雨天時の観閲式会場が違うのに気づき、
急いで DE格納庫へ向かいます。
雨が幸いして、それほど一般見学者が多くなく
前の方で見られました。

部隊が整い、観閲指揮官、駐屯地司令が入ります。
駐屯地司令登壇により式典開始です。

巡閲も屋内なので徒歩です。
場所が丁度良かったため、こちらに向かってくる感じです。

国旗入場や駐屯地司令の祝辞と進みます。

来賓祝辞も行われ、「佐藤議員」も来場されていました。
「ヒゲの隊長」の佐藤さんです。
式典後に高射学校音楽隊の音楽演奏、太鼓演奏、ラッパ吹奏
が行われましたが、途中で会場を後に。

格納庫外に動きが見られ始めたためです。
雨も上がって良かった。
AH-1S、救難消防車等の紹介後に
「連絡偵察機LR-1ラストフライト」です。
電源車供給によりエンジンが始動しました。

1967年に配備されて、木更津駐屯地にあるのが最後の機体です。
三菱重工開発のビジネスジェット「MU-2B」が原型です。

開発段階から自衛隊配備の要望があり、
偵察カメラ等を増設できる様に作られたとの事です。
滑走路へ向けて走り出しました。

工場地帯がバックになり、画になります。

雨上がりで水たまりを跳ね上げます。
水飛沫により迫力が増します。

滑走を開始しました。
速度を上げていきます。
しかし、飛び立つ事はありませんでした。

元々、飛ばなかったのか、天候によるものかは分かりません。
午後にこの機体が地上展示されました。
展示パネルには「木更津での展示最後」とあったので、
私は「降下訓練始め」での参加を期待します。
敵機役として参加する年度もありますし、
最終退役は「2016年3月」です。
期待を残して、この後の木更津航空祭も楽しんでいきます。
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