2015年4月19日(日)に行われた、
「陸上自衛隊 板妻駐屯地 創立53周年記念行事」の続きです。

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第1音楽隊が演奏位置に付き、「観閲行進」が開始されます。

先頭には部隊指揮官を乗せた「82式指揮通信車」から始まります。

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まず、「徒歩部隊」による行進です。

第34普通科連隊の隊員達です。

89式5.56mm小銃を携行して行進します。

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続いて「レンジャー装備」の普通科隊員達です。

89式5.56mm小銃携行で、鉄帽、ゴーグル、防弾チョッキ、パッド等を
フル装備しての行進です。

約10数kgを装備して任務にあたります。

この後の訓練展示でも、この装備で敵に対して前進していきます。

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「駐屯地業務隊」による行進です。

こちらは小銃携行に式典参加時の服装"甲武装"で行進します。

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板妻駐屯地の「陸曹教育隊」で教育訓練を受けている隊員達です。

襟元の「白いスカーフ」がいずれ、各色へ染まっていくのでしょう。

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徒歩部隊に続き、「車両部隊」の行進です。

先頭の「軽装甲機動車」の車両小隊が威圧感を感じます。

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軽装甲機動車には、2種類の装備の搭載が見られます。。

こちらは「5.56mm機関銃MINIMI」で、
訓練展示でも軽装甲機動車進入時に射撃を行いながら登場します。

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もう一方は「01式軽対戦車誘導弾」です。

小型で車両上部より射撃を行う事ができます。

夜間照準器が付いていて、昼夜を問わずに装甲車両を狙えます。

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高機動車に多数の隊員が乗車しています。

その後方には「120mm迫撃砲RT」が牽引されています。

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普通科部隊最大の火砲で、車両により牽引されて運用されます。

通常弾でも約8000mの射程を有します。

敵歩兵部隊への攻撃や、
対戦車迫撃砲弾により装甲車両への攻撃も行えます。

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1/2tトラック(73式小型トラック)の荷台に、
「87式対戦車誘導弾発射機」を搭載しています。

中MATと呼ばれる誘導弾で、
レーザー誘導により最大2km先の装甲車両を撃破できます。

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そして最新の誘導弾の「中距離多目的誘導弾」です。

87式対戦車誘導弾の後継で、新中MATとして配備が進められています。

高機動車に発射から誘導、標定全てのシステムが集約されています。

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普通科火力の最後に高機動車に搭載された「81mm迫撃砲L16」です。

個人携行により運搬も行えて、
車両進入が困難な場所でも使用できます。

射程も約5.5kmあるので生存性も高くなります。

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車両部隊の最後に「重レッカ」が通過して車両行進は終了です。

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観閲行進の最後に航空自衛隊による「観閲飛行」が行われます。

焼津市に所在する「航空自衛隊 静浜基地」からの飛来です。

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「T-7初等練習機」2機による編隊飛行です。

白と赤のコントラストが生えます。

5月24日(日)にはこの静浜基地で航空祭が行われます。

<静浜基地航空祭2015詳細サイトはこちら>

観閲行進、飛行後には音楽演奏、ドリル演技へと続きます。



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