
2014年8月24日(日)に静岡県 御殿場市所在の「東富士演習場」にて
「平成26年度富士総合火力演習」が開催されました。
火力演習の本番と言う事で最初の画像には開場後と同時に開始される
「事前訓練」の一枚です。
早速、リハーサルから"90式戦車の120mm滑空砲射撃"の撮影に成功!
発砲炎も見事に撮らえられました。
6時30分頃なので空気も澄んでいて綺麗に撮れています。

最近は来場者の入場が早くなり、私の到着時はまだ23日にも
かかわらず、Eスタンド待ちの方が20名程いました。
東京よりも全然気温が低くて寒いくらいです。
会場は事前のお知らせした通り"闇"なのでライトが必須です。
この様に霧掛かった状態の会場周辺です。

御殿場駅からタクシーで向かい、運転手さんから「早いですね」と
言われ、この時間だと「富士登山」の方が乗るのが多いそうです。
運転手さんから「夜間演習もあるはず」との事でしたが、射撃音は
聞こえずに中止の様でした。
会場で待っているとすぐに隊員の方が来て、名前を名乗り「下に
バイクはお止めになられていますか」と非常に丁寧に尋ねられました。
違いますと返答すると「非常に寒いので、風邪をひかない様に
ご注意下さい」と"おもてなし"を受けました。
気温は寒いですが、心は温まりました。

先程の画像は夜中の散水の様子です。
5時位になると入場準備が始まります。
しかし、毎年ですが入場待ちの列が混乱しています。
年々"にわかファン"が増えることで"モラルの無い方が多く"なっています。
順番を平気で抜かしたり、入ってはいけない所や指定の場所以外に座るとか
非常に多いです。
今年は特に酷くて帰りのバス待ちが"異常事態"でした。
自衛隊や富士交通の方達は毎年対策を考えてくれているのに、一般の
ルールを無視した行動が混乱を起こします。

昨年の帰りのバス待ちはとても改善されて、とてもスムーズでした。
今回はバス待ちの列が途中で無くなり、集団が一斉に向かう状態でした。
入場待ちの方でも売店の準備を行うのにお店の人が退いてほしいのに、
文句を言ってなかなか退かない人もいます。
そのうち開催も難しくなったら、自分達の首を締める事を分からない
のでしょうか?
一般公開のための開催が目的でなく、「隊員のための各部隊合同教育訓練」
という主旨を知らないで来ているのでしょう。

そんなこんなで6時30分会場となり、シート席へ向かいます。
最前列に座ろうかと同時に"戦車の射撃"です。
久々に実弾射撃を体感すると驚きます。
この時点だと"富士山が綺麗"に見えます。
段々とガスって来て見えなくなったり、見えてきたりを繰り返します。
この画像は74式戦車が射撃を行った時の富士山です。

最初の画像の様に上手く撮れるとあの様になりますが、タイミングが
ずれると「プシュ~」な感じになります。
10式戦車は空砲射撃時はこんな感じですけどね。
演習時には射撃の時には「赤旗」と「無線内容の放送」で射撃が分かります。
事前訓練でも赤旗は出ますが、いつ撃つかは予測しないと難しいです。

戦車部隊の後ろ「奥の台」には「87式自走高射機関砲」がいます。
射撃は入場と同時位で撮影の準備もする間もなく終わりました。
本番の演習に期待するしかないです。

とりあえずこんな所で戦車部隊の事前訓練は終わりです。
朝焼けの中後退していく戦車部隊です。
事前訓練はまだまだ続きます。
愚痴っぽい話はなるべくしたくはありませんが、頑張っている
隊員の方や関係者が報われない気がしてつい話してしまいます。
常連の方達でなにか協力できたら良いのかもと思う時があります。
火力演習だけでなく駐屯地祭や航空祭でも同じ事が言えます。
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