
4月29日(火、祝)に下志津駐屯地で予定通り創立記念祭が開催されました。
「下志津駐屯地創設59周年記念行事「つつじ祭り」」です。
自家用車の乗り入れができなくなり、混雑が予想されたので早めに行きました。
8時頃到着して、開門予定は9時ですので、とりあえず朝食を食べていました。
大分、開門待ち列が長くなり、結局”8時35分”に入場が開始されました。
駐屯地祭で早期開門にしても非常に早いです。

スタンド席には目もくれずに、ロープ際最前列に席を確保しました。
動く装備品の振動や、訓練展示を体感するには最前列です。
観閲行進に参加する装備品が停車しているエリアに向かいます。
各対空火器が置いてあります。

ついに「11式短距離地対空誘導弾」通称「11短SAM」がいました!!
昨年、見られなかった装備です。
昨年から下志津に配備されたので仕方がないでしょう。
81式短距離地対空誘導弾 81短SAMと同じ「3トン半トラック」がベースです。
そこに誘導弾4発を格納した発射機が搭載されています。

「81短SAM」が誘導弾むき出しで搭載されているのに対して、コンテナ内に
完全に格納されています。
11短SAM隣には、81短SAMがちょうどいました。

後ろから見比べるとこんな感じです。
操作器などを格納した"箱"が、お尻から飛び出して搭載されています。
「93式近距離地対空誘導弾 93近SAM」と同じ様なコンテナの作りです。

93近SAMは同じ様なコンテナですが、誘導弾自体は見える作りです。
11短SAMは完全な隠蔽型となっています。
11短SAM後方には複数の、93近SAMがいました。

もちろん「観閲行進」にも参加しています。
指揮統制装置も一緒に公開されました。
装備品展示では”動作展示”も行っていただけました。

訓練展示にも参加しています。
この11短SAMは”陸上自衛隊初の弾道ミサイル対処能力”を持つ装備です。
高速で接近する航空機やホバリング状態のヘリにも対応できます。

座っていた席からちょうど見えない位置に止まった、11短SAMですが、
「87式自走高射機関砲 87AW」といい感じで並んで見えます。
擬似発射も行われて、白煙が上がっていました。
この高射学校で訓練が行われて、各駐屯地へ配備されていくのでしょう。
今後の活躍が期待されます。
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