
千葉県に所在する「陸上自衛隊 下志津駐屯地」です。
この駐屯地には航空機や誘導弾等の空からの脅威に対して、如何に
対応するかを教育する「高射学校」が置かれています。
4月29日の昭和の日に毎年、"創立記念祭及びつつじ祭り"が開催されています。

しかし、毎月第2火曜日に「高射学校見学ツアー」が行われています。
私も最近になって、高射学校のホームページで知りました。
2月の初め頃に早速、メールをいたしました。
後日、電話が掛かってきて「電話のみの受付ですので」と連絡をいただきました。
その場で予約をしていただき、3月11日(火)に決まりました。

そして3月11日になったので、下志津駐屯地へ向かいました。
気になる方はこちら
<高射学校見学ツアーお知らせ詳細>
電話での予約ですので、お間違いなく!
<高射学校広報Tel043-422-0221>
私はJR四街道駅から徒歩で向かい、約20分程で到着。
10時からの受付でしたが、10時15分頃の到着です。

入り口で入門証を受け取り、シャトルバスでブリーフィングルームへ。
広報の隊員の方から説明を受けます。
そうそう!見学ツアー自体は無料ですが、お昼代は徴収します。
382円で食べきれないほどの量をいただけます。
一日の予定はこの様な感じです。

こちらは下志津駐屯地の航空写真です。
赤枠が駐屯地の敷地です。
赤い四角が"東京ドーム"の大きさです。
いかに広いかが分かります。
この様な分かりやすい説明も、広報の方の心遣いからでしょう。

こちらは昭和初期、まだ下志津駐屯地ではない時です。
下志津飛行場として滑走路があります。
ゼロ戦を格納していた場所もあります。
現在でも滑走路はそのまま敷地内に道路として残っています。
格納庫も車両を駐車するために使用されています。

明治の時に下志津演習場として、何もない平原から始まった場所です。
大正、昭和、平成へと時代が進みますが、国防のための教育機関として
いまだに続いています。

3月11日、この見学ツアーの日は「東日本大震災」のあった日です。
ちょうど3年目にあたります。
当日は高射学校本館の国旗は"半旗"が掲げられていました。
この画像は震災当日の様子で、夫婦で出動した隊員達の中には子供を
どうするかが問題になっていました。
臨時託児所が駐屯地に開かれ、このブリーフィングが行われている場所が
託児所だったそうです。
国会にも挙げられていますが、この災害時の隊員の方の問題は難しい内容です。

そして今年も4月29日には"創立記念祭及びつつじ祭り"が行われます。
87式自走高射機関砲は他ではなかなか見られません。
73式装甲車も最近では見る機会が減った装備品です。
それと、今年から車では来ることができません。
毎年、自家用車の方が多く来ることで、周辺の道路が大渋滞だったそうです。
行かれる方は注意して下さい。
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