
90式戦車の体験搭乗が電撃的に終わり、バスへ乗って駒門駐屯地へ
戻ります。
第2グループが今度は体験搭乗を行います。

駒門駐屯地へ戻り、「資料館見学」を行います。
バス内でさらに2グループへ分かれて、資料館見学と装備品見学へと
向かいます。
私は先に資料館見学です。
こちらは資料館前に投下された(うそ)、「アメリカ軍の1トン爆弾」です。

駐屯地創立記念祭でも見学できますが、少人数でゆっくり見学できるのは
今回の特権です。
自衛隊の歴史遺産や旧帝國陸軍等の貴重な品が展示されています。

自衛隊装備品コーナーです。
「62式7.62mm機関銃」です。
戦後日本で開発された初の機関銃です。
重くて整備が大変らしく、言うことを聞かない機関銃だそうです。

戦車の砲弾である"徹甲弾"です。
「装弾筒付翼安定徹甲弾」と一見難しそうな名前ですが、読んで時の如くです。
後ろの金色の部分に火薬が装薬が入っていて、先端のダーツの矢が飛んでいく
砲弾です。
ライフル砲とは違い、90式戦車以降に採用されている「滑空砲」にはライフリング
という溝が無いので、砲弾を回転させて飛ばす機能はありません。
その代わりこちらの方が貫通力は高いです。
でも安定しないので"翼"で"安定"させる徹甲弾ということです。

自衛隊コーナーを抜けて、旧軍の遺産です。
地元の方々からの寄与された物で、とても貴重な品々です。
"鉄帽"や短刀など当時の物が多数あります。
この隣には「血染めの千人針」が展示してあります。

上の銃は「四四式騎銃」です。
明治43年採用の銃です。
その下は「九九式小銃」です。
昭和14年の銃です。
そのまた下は「実戦で使用された軍刀」です。

旧軍の軍服ですね。
当時の階級章なども展示されています。

こちらは当時の「軍票」です。
軍用手票という軍隊が通貨の代わりに発行する"擬似通貨"です。
後で本当の通貨と交換する"債券"ですが、戦争に敗れた敗戦国には
その能力が無いことが多いです。
日本も国際問題で話題になった事もあります。
この他にも様々な貴重な品が展示してあります。
行く機会がありましたら、足を運んでみて下さい。
この後は装備品展示へ向かいます。
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