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観閲行進 車輌部隊の第3回目です。

「衛生科部隊」の行進です。

「野外手術システム」です。

4ユニットが1つのシステムとして構成されて、手術車は拡張型コンテナで
室内を2倍にできます。

この行進車輌は拡張型ではないので準備車などのユニットでしょう。

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「1t半救急車」です。

野戦において負傷者を搬送する際に活躍します。

旧型は73式トラックがベースでしたが、こちらは新型の高機動車ベースの
車輌です。

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「需品科部隊」です。

こちらは 3t半トラックに「野外炊具1号改」です。

45分以内に最大250人分の食事を調理できます。

時々、陸上自衛隊広報センターイベントで"体験飲食"があり、そこでこの
装備を使用して豚汁などをいただけます。

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「情報科部隊」です。

最近なにかと話題の無人機「遠隔操縦観測システム FFOS」です。

武装して攻撃する目的での開発ではなく、榴弾砲や誘導弾の射程が伸び
たことで、観測を効率的に行うのに無人機が開発されました。

でも、日本もアメリカの無人機を購入するか検討している様ですが。

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「衛星単一通信可搬局装置 JMRC-C4」です。

野戦等の野外で衛星を中継してのデータや音声の通信を行うための
装備です。

細田守監督の「サマーウォーズ」で先輩の親戚のおじさんが松本の駐屯地
から借りてきたのがこれです。

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おや?ゴムボードが行進している。

「西部方面普通科連隊」です。

西部方面は離島防衛などで最近色々な問題を抱えているので、今回は
この様な行進なのでしょう。

自衛隊版の"海兵隊"は如何なる部隊になるでしょうか。

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「航空自衛隊 ペトリオット部隊」です。

去年や一昨年は北朝鮮のミサイル関係で、駐屯地に展開される事が
多くなりました。

こちらは「ペトリオット発射装置」です。

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こちらはペトリオットの「フェーズドアレーレーダー装置」です。

弾道ミサイルに対応するのにはもはやペトリオットでは無理があります。

射程数十キロでは撃ち落せても、破片が市街地に落下する危険があります。

自衛隊も「THAADミサイル」の検討をしているので、確実な迎撃システムを
考え無いといけないです。

高出力のレーザー砲や高出力マイクロ波を使用した迎撃システムとか。

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そんな事言っても陸上自衛隊の防空システムも強化されています。

「高射特科部隊」です。

「93式近距離地対空誘導弾」通称"近SAM"です。

後部ランチャーに4発の誘導弾を搭載して、約5Kmの射程があります。

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「81式短距離地対空誘導弾」通称"短SAM"です。

こちらも後部ランチャーに4発の誘導弾を搭載しています。

この発射装置と「射撃指揮装置」が一緒に行動して展開します。

こちらでも約10Kmの射程があります。

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段々射程が伸びてきます。

「03式中距離地対空誘導弾」通称"中SAM"です。

後部に6発入のランチャーを搭載して、発車時はランチャーを垂直に
立てて行います。

こちらは約50kmの射程があります。

ペトリオットよりも射程は長いです。

ミサイル防衛用ではないので、この改良により自衛隊独自の迎撃ミサイルを
開発したら良いのに。

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おや、ガンタンクが沢山登場しています。

この装備を見ると、初めての方は大体ガンタンクといいますね。

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「87式自走高射機関砲」です。

35mm機関砲を2門装備し、レーダーと連動されているため、敵の発見から
捕捉、修正などの一連の行動を迅速に行えます。

車体は74式戦車と同型の物を使用していますが、射撃システムが高価
すぎて1両約16億円します。

北海道と高射学校位しか配備されていません。

ドイツのゲパルトに似ていて、そう呼ぶ人もいます。

次回で観閲行進は戦車部隊の登場で終わります。



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