
普通科部隊の行進がおわり、続いて「即応予備自衛官部隊」です。
その後は「予備自衛官部隊」です。
常勤の自衛官ではありませんが有事の際などには招集されて活動します。
定期的に訓練も行われています。
共に"31/2tトラック"に乗車しての行進です。

戦車部隊などの支援や災害派遣で瓦礫の撤去を行うための装備品を
主とした「施設科部隊」です。
この装軌車は「92式地雷原処理車」です。
後部ランチャーから爆薬付きワイヤーが連結されたロケットを発射します。
そのロケットが地雷原へ落下後に、爆薬を起爆して地雷を誘爆させて地雷原を
無効化します。
総合火力演習や東千歳駐屯地で実射を見ることができます。

架橋装備である「81式自走架柱橋」です。
特大型トラックの後部に2分割2段の橋を搭載しています。
河川や地隙に橋を架けることができます。
約15分程で展開して橋を架けます。
施設科所在の駐屯地で橋の展開を見ることができます。

同じく架橋装備の「92式浮橋」です。
"架ける"というか"浮く"橋を河川に架けます。
先程の装備は90式戦車などの重い車輌は乗れませんが、こちらは戦車も
通過できます。

まだ新しい新装備の「07式機動支援橋」の"架設車"です。
07式のシステムの中で紹介されるのがだいたい、この車輌です。
後は橋となる部分を運搬している車輌です。

その橋部分の「07式機動支援橋:ビーム運搬車」です。
先ほどの81式自走架柱橋では通過できない、90式戦車も通過させられる
能力を持っています。
架設車の後部にあるアームによって橋を設置していきます。

「通信科部隊」です。
「無線通信装置1号 JMRC-C17/R17」です。
31/2tトラックに搭載されていますが、使用する際は装置を下ろして展開
します。
野戦などで本部などでの回線を構築します。

大宮駐屯地所在の「化学科部隊」です。
「化学防護車」です。
82式指揮通信車と同じ車体を使用していますが、化学兵器や放射線にも
対応できる構造です。
後部にはマニピュレーターがあり、化学物質等を採取するのに使用します。
自衛用に12.7mm重機関銃を装備しています。

化学科の最新装備である「NBC偵察車」です。
化学防護車の後継で、新型の車体で8輪となり見た目もかなりゴツくなり
ました。
化学防護車は核物質と化学物質に対応できますが、生物化学物質は
"生物偵察車"でないと対応できませんでした。
この装備で2つの装備の性能を合わせ持つ事ができました。
まだ駐屯地祭での訓練展示で活躍する姿は披露されていませんので、
2014年以降に期待です。

化学防護車やNBC偵察車ほど目立ちませんが、汚染地域を除染する
のには重要な役割の装備です。
「除染車3形」です。
31/2tトラックに2500リットルのタンクを搭載して、そこから化学物質等への
中和剤を散布します。
手持ち式のノズルと車体前部からも散布が行えます。
今回は化学科部隊まででした。
次回は特科部隊が登場します。
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