
内閣総理大臣の訓辞が行われ観閲式は進みます。
予定では「空挺降下」が行われるはずでしたが、上空の風の影響で
中止となりました。
そして「観閲行進」が開始されました。
まず「陸海空自衛隊音楽隊」です。
各自衛隊の音楽隊が合同で演奏を行いながらの行進です。

続いて「防衛大学校学生隊」です。
横須賀に所在する防衛大学校で学ぶ学生達です。
防衛大学校開校祭で勇姿を見ることができます。

「防衛医科大学校学生隊」です。
自衛隊員のみならず、防衛医大病院はお世話になる方もいるでしょう。
そこの大学で学ぶ学生達です。

「高等工科学校生徒隊」です。
全寮制の学校で、高校の資格を取得できる自衛隊員を目指す生徒達です。
駐屯地祭で”ドリル演技”を披露してくれるのが、ここの生徒たちです。
黒い制服で引き締まって見えます。

学生の部隊が終わり、自衛官達の部隊が行進します。
陸上自衛隊の「普通科部隊」です。
海外の軍隊で言うところの”歩兵部隊”です。
普通科といえども”対戦車誘導弾”を運用して、個人においても戦車等の
装甲車輌に立ち向かう能力を保有します。

陸上自衛隊の「空挺部隊」です。
習志野駐屯地に所在する”第1空挺団”の部隊です。
日本唯一の空挺降下専門の部隊です。
上空から降下し、着地する際の衝撃は2階から飛び降りた時と同じと
言われています。
訓練でその衝撃をいかに分散させて降りるかが、任務達成の鍵です。

「海上自衛隊部隊」です。
イージス艦を運用して他国のミサイルからの脅威をいち早く対応したり、
補給艦で遠い海外のアメリカの艦艇へ補給を行ったりします。
陸から遠くで活躍する隊員たちです。

「航空自衛隊部隊」です。
ロシアや中国の航空機が領空侵犯を行うといち早く”スクランブル発進”し
対応します。
スクランブルする度に航空機は整備を行うので、整備員も大変です。

「高等看護学院学生隊」です。
入場の時にも言いましたが、看護師を目指すのは男性も増えたと思います。
この行進を見ても男性が多く見られます。

「陸上自衛隊女性自衛官部隊」です。
最後の砦である「陸上自衛隊」の女性達です。
時代が進むと”女性レンジャー”も出てくるのでしょうか。

「海上自衛隊女性自衛官部隊」です。
護衛艦の艦長を女性が務める時が来るかもしれません。

「航空自衛隊女性自衛官部隊」です。
ブルーインパルスのパイロットを女性が務めたら、また違う繊細な演技が
見られる気がします。
個人的には総理大臣も早く女性が就任してほしいものです。
その前にアメリカ大統領で出るでしょうけど。
この後に車輌部隊の行進が行われます。
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