
「平成25年度立川防災航空祭」の続きです。
陸上自衛隊、消防、警察の航空機が紹介されました。
その後に陸上自衛隊の「観測ヘリコプター OH-1」が登場しました。
軽快な運動性能を見せつつの入場です。

OH-1は純国産のヘリコプターです。
川崎重工により製作され、エンジンは三菱重工です。
OH-6Dの後継機として開発されました。

急上昇からの急降下です。
高い運動性能が感じ取れます。
観測ヘリコプターですが、OH-6Dと違い自己防衛用の武装ができます。
空対空誘導弾を4発搭載可能です。

海外のOH-シリーズではミニガン等を搭載し武装している機体もありますが。
OH-1も敵航空機等の攻撃に対しての装備ですが。
AH-1Sの様に前後複座式です。

前席が操縦、後席が探索にあたります。
可視光、赤外線、レーザーのセンサーを搭載しているので、全天候下の
探索ができます。
まさに、この曇り空でもハッキリと見えているよって所です。

そんなこんなでOH-1の機動展示が終了です。
写真だとグルグル回っている位ですが、とても軽快に飛んでいました。

奥の滑走路でホバリングしていた
「戦闘ヘリコプター AH-64Dアパッチロングボウ」が進入してきました。
OH-1との大きさの違いが分かりやすいです。

進入と同時に急上昇を開始しました。
OH-1までではありませんが、この体格と武装での機動性は流石です。
最近では各駐屯地や航空祭で見かける機会が多くなりました。
2~3年前は目撃するとうれしくなる感じでした。

アパッチロングボウの「ロングボウ」とはメインローターの上にある丸いのです。
ヨーロッパのまるごとチーズみたいな物です。
「ロングボウ火器管制レーダー」の事です。
これにより火器管制が強化され、地上の多目的(100の目標)を同時認識
できます。

メインローターは23mm弾が直撃しても飛行が可能です。
動画サイトなどで見ることができると思います。
どんな頑強さでしょうか。
攻撃を受けてもなんとしても帰還するための素晴らしい構造です。

アパッチもいいですが、私個人的にはコブラも捨てがたいです。
アメリカ軍の「AH-1W スーパーコブラ」素晴らしいです。
とてもかっこいいです。
「AH-1Z バイパー」もいいです。
更新されていってもコブラはいいですね。

富士総合火力演習では機体下部の30mm機関砲の実弾射撃が見られます。
そのため最近ではAH-1Sの20mm機関砲が見られません。
AH-1Sと違いAH-64Dの機関砲は”曳光弾”ではないので20mm弾が
飛んで行く所は分かりません。
AH-1Sの方が見た感じは面白かったです。

この30mm機関砲は「チェーンガン」と呼ばれる物です。
電動で駆動し、不発弾も強制的に排出されます。
AH-1Sの機関砲と同じく、コマンダーのヘルメットと連動しています。
上の2枚の画像でわかるかもしれません。

そんなこんなで機動飛行が続いています。

2機でおよそ10分位でしたがとても機動性が感じられる飛行でした。

それでは後ほどの地上展示で会いましょう。
この時の地上展示にはOH-1、AH-64D、AH-1Sともにいません。
後ほど現れます。
この後、防災訓練展示へとつながります。
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