防衛防災広報隊-陸自調査団・分室-

自衛隊を中心に、防衛・防災に関連する内容を掲載しています。 自衛隊での駐屯地創立記念や航空祭、消防や警察、海上保安庁も含む防災訓練などについてもふれていきます。

陸上自衛隊

熊本地震への自衛隊活動内容|松戸駐屯地

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2016年4月14日(木)21時26分頃に、
九州の熊本を中心としてM6.5の地震が発生しました。

その後も、余震、本震と4月26日現在でも地震は続いています。

全国の陸海空自衛隊、消防、警察、海上保安庁、米軍など、
多くの機関から災害派遣へと向かいました。

今回は、松戸駐屯地広報班から写真提供を頂いた、
陸上自衛隊 松戸駐屯地の活動内容をお伝えします。

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九州にも多くの陸上自衛隊の駐屯地が所在します。

松戸からは、4月16日(土)に第一陣として、
第2高射特科群長以下約200名(松戸以外も含む)が出発。

水、機材などを3t半大型トラック等に搭載して前進しました。

大分の日出生台演習場到着後に、
19日(火)から人命救助を開始しました。

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4月17日(日)には、指揮や調整人員も不足のため、
西部方面総監部と陸上幕僚監部へ幹部隊員が出発。

こちらは、民間機で福岡空港へ10名向かわれました。

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やはり、捜索も難航して被災者支援のため、
順次人員が送り込まれます。

4月19日(火)には、関東補給処松戸支処から10名
九州補給処へ増員として民間機で移動します。

17時頃に駐屯地を出発しますが、同日には到着しています。

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被災地へ派遣される隊員方だけでなく、在駐される方達も、
夜遅くまでスケジュール調整や連絡などを行っています。

裏方で縁の下の力持ちとして、目に触れない所でも頑張っています。

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被災地では捜索が続く中、
被災者への食料、給水などの支援も必要になります。

松戸は需品学校が置かれ、後方支援の教育も行われる専門集団です。

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4月19日(火)には、需品教導隊長以下約20名が、
野外入浴セットを搭載して向かいます。

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屋外でお風呂に入れる装備品で、
1日に約1200名、一度に30名のが入浴できます。

シャワーなどの洗い場も設置され、実際には天幕で覆われます。

そのため、女性でも安心して入浴する事ができます。

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需品教導隊は、熊本の健軍駐屯地へ向かいます。

派遣される隊員達へ、今回の任務内容を伝えます。

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準備を整えて、野外入浴セットを搭載した車両は、
18時45分頃に健軍駐屯地へ向けて出発しました。

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陸路を移動して来た需品教導隊は、
4月21日(木)16時頃に、熊本の健軍駐屯地に到着します。

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健軍駐屯地で補給を受けて、派遣地域へ向かいます。

需品教導隊は、健軍駐屯地から約38kmの距離にある、
山都町へ向かい支援を行います。

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4月22日(金)に駐屯地を出発した需品教導隊は、
同日9時頃に山都町役場に到着しました。

この町役場から移動して、約1.8kmの場所にある、
矢部保健福祉センター千寿苑に11時30分頃到着。

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到着してすぐの同日11時40分から、
野外入浴セットによる仮設入浴場の設営を開始します。

右奥に見えるのが、牽引してきたトレーラーで、
ボイラーやポンプなどを搭載しています。

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そして同日の20時頃から入浴が可能になりました。

男湯、女湯、それぞれを設置して、
熊本に「松戸の湯」がオープンしました。

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山都町のホームページでも4月23日(土)から、
入浴可能と告知されています。

<山都町サイトの入浴支援告知>

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13時~20時までの間で入浴が可能です。

水タンクは無限では無いため、入浴に必要な水の確保は、
山都町が管理している消火栓から取水しています。

この様な支援活動を、全国の陸海空自衛隊が行っています。

現地でなくても、自衛官の方を見かけたら、
様々な支援活動を行っていのだと思ってみて下さい。



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吉井分屯地創立61周年記念行事|不発弾処理模擬展示2

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4月10日(日)に行われた、
「陸上自衛隊 吉井分屯地 創立61周年記念行事」のです。

第102不発弾処理隊による不発弾処理の模擬展示の続きです。

ロケットレンチと起爆装置が導火線で接続されました。

不発弾から安全距離まで離脱します。

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安全距離に用意した起爆装置をスイッチを押します。

点火と共に爆薬が作動します。

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点火されました!

空気を切り裂く破裂音と共に、爆薬が爆発!
一気にロケットレンチが高速で回転します。

爆風で下部の土嚢が破損しているのが分かります。

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高速回転により、信管が一気に外れました。

鉄柱に繋いでいるため、遠方へは吹き飛びません。

周囲に脱落して、確実に外れた事が確認できます。

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不発弾が爆発していない事を確認して、隊員が接近します。

信管が外れて、不発弾の爆発する危険が無くなった事を確認。

これで、不発弾処理展示は終了です。
安全性を確保しながら、確実に無害化する様子が分かりました。

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不発弾処理模擬展示は以上でしたが、
実際は不発弾本体の撤去までが処理作業です。

なので、車両で撤去するまでも見てみます。
信管からレンチや装置を外しています。

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撤去作業を行う間に、トラックが到着しました。

不発弾へ横付けして停車。

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車両にはクレーンが搭載されています。

クレーンを延長して、牽吊りの準備を開始。

不発弾へは、吊り上げのための玉掛け作業を行っています。

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延長されたクレーンと不発弾を固縛したナイロンロープを接続。

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地切りを行い、安全を確認しながら吊り上げます。

少しずつ荷台へ寄せます。

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このまま荷台へ搭載して、カバーを被せてます。

搭載したら、クレーンを接収して作業完了です。

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ロケットレンチと信管です。

隊員達が乗車してきた、73式小型トラックへ搭載します。

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起爆装置や導火線リールなども、73式小型トラックへ。

不発弾処理に使用した機材を片付けて、現場から離脱。

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会場から車両が離脱します。

この様な要領で不発弾処理が行われています。

私もニュースや資料でしか見た事がなかったので、
どの様な事が行われて安全化しているのかが分かりました。

不発弾の種類により処理方法が異なるため、これは一例です。
時間を掛けて見に来て良かったと感じています。




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吉井分屯地創立61周年記念行事|不発弾処理模擬展示1

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4月10日(日)に行われた、
「陸上自衛隊 吉井分屯地 創立61周年記念行事」のです。

第102不発弾処理隊による不発弾処理の模擬展示です。

実際に爆薬を使用して、信管を強制的に取り除きます。
それでは訓練展示開始です。

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工事中に不発弾が発見されました。

朝霞駐屯地の「第102不発弾処理隊」に出動命令が出されました。

隊員を乗せた、73式小型トラックがサイレンを鳴らして到着。

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車両から隊員が降り、隊長が各員に指示を出します。

計4名の隊員により、処理が行われます。
現在は車両内にもう一人います。

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まずは、不発弾の種類の特定です。

どうやら、戦時中のアメリカ軍により投下された、
500kg爆弾だと判明しました。

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爆発のスイッチとなる信管を取り外せば、危険が無くなります。

しかし長い間、地中に埋もれていたため、
信管は固着して簡単には外れません。

潤滑剤を付けて、少しずつ回し外すのではありません。

ロケットレンチと呼ばれる、
爆薬の力を利用して一気に取り外す方法で行います。

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レンチ取り付けとは別に、
遠くから起爆するための導火線も用意しています。

リールから伸ばして、安全距離まで引いていきます。

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ロケットレンチ取り付けを行っています。

取り付けを行う隊員と、隣で指示、確認を行う隊員。

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まずは、信管に万力の様に挟み込んで土台を取り付けます。

大きなボルトで両側を挟み込んで、固定しているのが分かります。

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導火線延長の隊員は、起爆スイッチへの接続を行っています。

スイッチを押すと、電気的に着火されて起爆する仕組みです。

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強固なボックスから爆薬を取り出します。

それをロケットレンチへ組み込んでいきます。

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ロケットレンチへ爆薬を組み込んいます。

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爆薬組み込みが完了し、土台へ接続します。

起爆すると爆発と同時に、瞬間的に回転して信管を外します。

その際に、遠方へ飛んでいかない様にバンドで鉄柱と繋ぎます。

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鉄柱に繋ぎ終えると、最後に導火線への接続を行います。

周りで確認のため、注目され続けるのは緊張するでしょう。

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導火線と爆薬とのケーブルを繋ぎます。

被覆を剥がして、裸の部分を繋ぎ合わせます。

接続後には、絶縁のために赤いビニールテープで覆います。

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最終確認を、接続した隊員ともう一人で行います。

隊長も確認を行って、接続完了となります。

この後、起爆して取り除きます。

続く!!




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吉井分屯地創立61周年記念行事の開催|式典・演奏等

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2016年4月9・10日(土日)には、相馬原、練馬、滝ヶ原など、
関東近郊での自衛隊イベントが多数行われました。

練馬、滝ヶ原など、戦車や珍しい装備品が多数見られた様です。

しかし、今回は4月10日(日)に群馬県 高崎市所在の
「陸上自衛隊 吉井分屯地」へ訪れました。
「吉井分屯地 創立61周年記念行事」の開催です。

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自宅がある埼玉から約3時間掛かり、とても遠かったです。

高崎駅から単線の私鉄に乗り20分。
最寄り駅も無人駅で、列車内で精算するタイプです。

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駅からは10分程で、吉井分屯地に到着。

9時開門ですが8時15分頃に着いて、だれも列んでいません。
この時点で練馬は100名は列んでいたみたいです。

桜をバックに装備品展示が見られます。

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今回の目的である、「不発弾処理模擬展示」を行う車両。

私が到着後に分屯地入りしたので、来た所を目撃!

一般的なトラックを使用していますが、やはり違います。
今回の訓練展示、よろしくお願いします。

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9時に開門して入場。
見学席は結構自由な感じで、色々な所に座る方がいました。

相馬原の第12旅団から車両、火砲が展示されています。
相馬原駐屯地記念祭の次の日なので、忙しいですね。

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例年は弾薬などが展示されていた様ですが、今回はありません。

弾薬的なので、155mm榴弾砲FH-70に搭載された、
155H砲弾位でした。

でも、装備品の後ろに桜が満開で咲いていて、
撮影にはとても良い雰囲気がでます。

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群馬県の分屯地ですが、長野地本の広報も来ていました。

長野地本のゆるキャラの「しんちゃん」です。

最近3D化されたばかりなので、まだ知名度が低いです。
地本のサイトにプロフィールが載っています。
女の子の「なのちゃん」て子もいます。

<長野地方協力本部ゆるキャラページ>

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この日に多数のゆるキャラ達が来ていました。

午後に登場して、撮影会が行われました。

さすがトップスターの「ぐんまちゃん」は人気です。
子供達に囲まれて愛らしかったです。

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左から、ぐんまちゃん、だるまん、しんちゃん、ピクルス王子。

だるまんは群馬地本のキャラだけど、
圧倒的ぐんまちゃんパワーで存在が薄いです。

ピクルス王子がデカくて、手が生身である所に恐怖を感じます。

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10時から記念式典が行われます。

こちらが全部隊が入場した所です。

部隊長に女性が多い事が印象的でした。
家庭でのお金の管理もそうですが、補給に関する事でも、
重要事項の管理はやはり女性の方がシビアに行えると思います。

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巡閲、国旗入場も省略され、祝辞と祝電披露などで終わりです。

会場が狭いため、至近距離で見学できました。

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式典後に、相馬原の第12音楽隊による音楽演奏の実施。

行進曲など全5曲演奏され、ソロや動きながらの演奏など、
観客を楽しませる演出が見られました。

聞いて見て、楽しい演奏会だったです。

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弾薬資料館は貴重な誘導弾や地雷、砲弾が展示。
撮影はできないので、是非、行ってみてほしい資料館です。

資料館の先に高機動車の体験試乗があり、
監視のいる立ち入り禁止ゲート先を見学できます。

門の先に弾薬庫が多数点在していて、
トンネルやヘリポートもあります。

不発弾処理模擬展示は次回に掲載します。



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2016年4月9・10日の自衛隊イベント|練馬・滝ヶ原・吉井

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2016年4月9・10日(土日)開催の関東近郊での自衛隊イベントです。

4月9日(土)には群馬県の相馬原駐屯地で、
「相馬原駐屯地創設57周年 第12旅団創立15周年記念行事」が開催。

UH-60JA等を配備する、第12ヘリコプターや第12偵察隊など、
最近の関東大雨災害などでも活躍した部隊です。

-第12旅団創立15周年記念行事詳細はこちら-

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4月10日(日)にも多くの駐屯地で、記念行事が行われます。

東京都 練馬区に所在する練馬駐屯地で、
「練馬駐屯地創立65周年 第1師団創立54周年記念行事」が開催。

関東7都県を警備する、第1師団司令部がある駐屯地です。

以前は、火砲等を使用した戦闘訓練展示も行われていました。

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記念式典、観閲行進は行われ、東京都知事も来場します。

2~3年前から10式戦車も行進に参加したり、
装備品展示でも見る事ができます。

今回は訓練展示で、「10式戦車の能力展示」があります。
安定した砲身制御や、機動性などを見る事ができそうです。

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訓練展示では他にも「オートバイドリル」や「格闘演舞」など。

どれも、戦闘訓練には無い魅力のある展示だと思います。

宇都宮の「輸送防護車」も展示される様なので、
まだ見られていない方は良い機会です。

-第1師団創立54周年記念行事詳細はこちら-

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4月10日(日)には静岡県御殿場市の滝ヶ原駐屯地でも行われます。

「陸上自衛隊 滝ヶ原駐屯地 創立42周年記念行事」が開催。

毎年、珍しい装備品の展示や、
隣の在日米陸軍キャンプ富士からも車両や兵士が来ます。

89式装甲戦闘車が見たければ、ここに来ると良いです。

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陸上自衛隊唯一の訓練対抗部隊の「評価支援隊」がいます。

演習時の敵部隊となり、隊員を鍛えあげる鬼軍曹部隊です。

迷彩服や車両塗装も専用の物で、見た目から違いが分かります。
航空自衛隊のアグレッサーの様な精鋭教官達です。

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訓練展示も敵部隊には評価支援隊が参加します。

それを戦車や装甲車、誘導弾などを活用して制圧します。
展示内容もこだわりが感じられる演出と構成です。

電車では御殿場駅からバスで20分位掛かります。

-滝ヶ原駐屯地創立42周年記念行事詳細はこちら-

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4月10日(日)に群馬県高崎市の「吉井分屯地」で、
「陸上自衛隊 吉井分屯地 開設61周年記念行事」も開催。

関東の弾薬庫と呼ばれる、弾薬などを多く取り扱う場所です。

こちらは訪れた事が無いので、とても気になっている分屯地です。

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式典、観閲行進も在籍する隊員達による小規模ですが、
装備品展示では多数の装備品が展示されます。

今回、気になっているのが「不発弾処理の模擬展示」があります。

桂駐屯地など場所によっては、
不発弾処理展示が見られる場合がある様です。

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都心などの再開発で、今でも発見される事のある不発弾。

ニュースや広報資料でしか見た事がないので、
どの様に危険な任務を安全に行うのか見てみたいです。

朝霞の第102不発弾処理隊による展示です。

所在地が埼玉周辺からだと、結構遠いですが行ってみたいです。

-陸上自衛隊 吉井分屯地開設61周年記念行事詳細はこちら-

4月10日(日)は晴れて暖かくなるので、最後の桜も見れそうです。



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